日本にはH-ⅡAとM-Vロケットという二つの衛星打ち上げ用ロケットがあります。両者の違いは大きいところではH-2Aが液体燃料で飛ぶのに対して、M-Vは固体燃料で飛ぶというものです。また昔は日本には宇宙開発事業団(NASDA)と宇宙科学研究所(SAS)、航空宇宙技術研究所(NAL)という3つの組織があったのですが、H-2AはNASDAが、M-VはSASがそれぞれ開発したものです。
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現在ではこれら3つの組織は宇宙航空研究開発機構(JAXA)という組織になっているために同じ組織で二つのロケットを持つという状況であったわけです。組織が統合されて以降、SASが開発した衛星もH2Aで打ち上げられることもありましたが、基本的にはM-Vロケットという自前のもので打ち上げてきました。M-Vロケットは優秀なロケットである反面、1機1機が特注のために打ち上げ費用がかさむことが上げられてきました(H2Aの比であはありませんが)。そこで今回の7号機を最後に、今後新たな固体ロケットを開発することがすでに決まっています。
今回M-Vロケットの有終の美を飾るのは太陽観測衛星「SOLAR-B」です。打ち上げは明日午前6時36分に鹿児島県内之浦の内之浦宇宙空間観測所で行われます。JAXAのホームページで打ち上げのライブ中継が1時間前の5時30分から行われる予定ですので、興味のある方はご覧ください。カウントダウンページはこちら。